チャージング・ブル完全ガイド|金運アップのご利益と行列攻略体験談【ウォール街の人気観光スポット】

ニューヨーク・ウォール街にある「チャージング・ブル」は、力強く躍動する牛のブロンズ像。金融の中心地にあるこの像は「金運アップのパワースポット」としても人気があり、多くの観光客がその姿を一目見ようと集まります。特に“睾丸を触ると運気が上がる”というジンクスから、連日長蛇の列ができるほど。この記事では、チャージング・ブルの歴史や意味、そして実際に私が訪れた体験談を交えて、混雑状況や撮影ポイントのコツを徹底解説します。

チャージング・ブルとは?場所・アクセス情報を詳しく解説

Screenshot

ニューヨーク市マンハッタン島の最南端、フィナンシャル・ディストリクト(金融街)の中心に位置する「チャージング・ブル(Charging Bull)」は、ウォール街(Wall Street)周辺を訪れる観光客にとっての定番フォトスポットです。

このブロンズ像はBroadway(ブロードウェイ通り)とMorris Street(モリス通り)の交差点付近にあり、最寄り駅は地下鉄4・5番線の「Bowling Green(ボウリング・グリーン)駅」です。駅の階段を上がってすぐ、Bowling Green Parkの前にそびえる牛の像が目に飛び込んできます。

バッテリーパークからも近く、自由の女神を見た後にもついでに行ける距離になります。

チャージング・ブルの歴史|無許可設置から始まった経済のシンボル

チャージング・ブルは、1989年にイタリア系アメリカ人の彫刻家、アルトゥーロ・ディ・モディカ(Arturo Di Modica)によって制作されました。
きっかけは、1987年10月19日に起きた「ブラックマンデー」と呼ばれる株式市場の大暴落
。多くの投資家が損失を抱え、アメリカ経済全体が暗いムードに包まれていました。

ディ・モディカ氏はこの状況に対し、「アメリカの人々に希望と活力を取り戻してもらいたい」という思いを込め、自身の資金(約36万ドル)で全長約5m、重さ3.2トンの巨大な牛の像を制作
そしてなんと1989年12月15日未明、ニューヨーク証券取引所の前に無許可で設置したのです。

当初、警察によりすぐに撤去されましたが、市民の反響と支持を受け、現在のボウリング・グリーン付近に「合法的」に再設置され、現在に至ります。

ブルが象徴する意味|力・繁栄・経済成長のメッセージ

このチャージング・ブルは、ただの観光スポットではありません。

  • ブル(Bull)=強気相場(Bull Market)を象徴
  • 立ち向かう姿勢・闘志・希望の復活を体現
  • 経済の再生・成長へのエネルギーを彫刻として表現

実際に像の姿を見ると、前足を踏み出し、首を低く下げ、今にも突進しそうな迫力あるポーズ。これは「困難にも屈せず前進する精神」を表しています。

その力強いイメージから、「仕事運や金運を高めるパワースポット」としても有名になりました。

私の体験談|列の状況と写真撮影のポイント

私がチャージング・ブルを訪れたのは平日の昼12時半ごろ。天気も良く、観光客が非常に多い時間帯でした。

▶ 顔の前での撮影:ゆるい順番待ちスタイル

まず像の顔の前で写真を撮る場合は、正式な列はありません。みんながなんとなく譲り合いながら、空いたタイミングでサッと入って撮影するスタイルでした。
写真の順番を主張しすぎることもなく、自然と場の空気を読んで行動する感じなので、ある意味スムーズでした。

▶ 金運アップの睾丸ショット:こちらは行列必至!

一方、像の後ろにまわって睾丸に触れるシーンを撮影したい場合は、しっかりした行列があります。

私の時は約30人ほどが並んでいて、待ち時間は約30分

みなさん睾丸に手を添えて笑顔で写真を撮っており、「金運アップ」を期待してかとても楽しそうでした。

結構、割り込みもあるのでご注意を。私もせっかく並んだのに、前の人が撮影を終えた瞬間、隅を見て横から割り込みが。

その場合は勇気を持って追い払いましょう。。。

チャージング・ブル観光のアドバイス

項目詳細
📍場所Bowling Green Park前、Broadway通り沿い(Morris St.交差点付近)
🚇最寄駅地下鉄4・5番線「Bowling Green駅」から徒歩1分
💵入場料無料(24時間いつでも見学可能)
🕒おすすめ時間帯早朝または夕方以降は比較的空いています
📸撮影のコツ顔はすぐ撮れるが、睾丸側は並ぶ覚悟が必要!

まとめ|金融街の力強い象徴、あなたも触れてみては?

チャージング・ブルは、単なる記念撮影スポットではなく、ニューヨークの経済復興の象徴として生まれ、今では金運アップのジンクスをもつパワースポットとして親しまれています。

ウォール街観光の際は、ぜひ足を運び、力強い闘牛のエネルギーに触れてみてください
あなたの運気も、強気相場のように上昇するかもしれません。

皆さんの参考になれば幸いです。

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