日本からフランスに行く方は大概シャルル・ド・ゴール空港を利用すると思います。
しかし、シャルル・ド・ゴール空港からパリは近いようでまあまあ遠いです。距離でいうと約25km。
電車やバス、タクシーという手段で移動することが考えられます。
今回は何かパリへの移動手段としてベストかを考えてみます。
タクシー
もちろんタクシーが簡単です。何も考えなくて良いので最高だと思います。
荷物も持ち運ぶ必要もないし、ホテルまで指定すれば、スーツケースを持って市街地や駅を右往左往する必要もありません。
ただしネックなのが、価格面です。
おそらくパリまで50ユーロ以上はかかるのではないかと思います。
どうやら価格はセーヌ川を挟んで右岸なら53ユーロ、左岸なら58ユーロと定額制となっているようです。
ちょっと高いですね。
いくら定額制と言っても、中にはぼったくりタクシーもいるかもしれませんので、ちょっと怖いです。
所要時間は30分から50分。
電車 RER B線
日本の羽田空港や成田空港も電車で向かう人が多いように、日本人ならなんとなく電車を選択してしまいそうです。
パリ郊外を結ぶRERのB線に乗れば、パリの北駅に着くようです。
運賃は10.30ユーロ。
所要時間は約25分と時間は一番速いです!
しかし、RERはあまり治安が良くないと言われる路線です。
早朝と深夜は、パリの地下鉄もそうですが、RERはより危険と言われているので日中に移動する場合に利用しましょう。
バス
今回の大本命「バス」です。日本で言うところの「リムジンバス」です。
シャルル・ド・ゴール空港とパリの各地を結んでいます。
私はこのバスを利用し、凱旋門近くで降りて、地下鉄でホテルまで向かった記憶があります。
ちなみにバスは2社ありまして、「ル ビュス ディレクト」と「ロワシーバス」があります。
「ル ビュス ディレクト」
目的地はエトワール/シャンゼリゼ(凱旋門)、エッフェル塔の2つです。
所要時間:凱旋門まで45分〜60分、エッフェル塔まで60〜70分。
運賃は片道18ユーロ、往復31ユーロでおまとめ割があります
「ロワシーバス」
目的地はリヨン駅のみです。
所要時間は60〜75分。
運賃は13.70ユーロです。
おすすめはバスだが注意点も
価格や安全面的にもバスがオススメです。
大学のフランス語の先生もバスが一般的だと言ってました。
しかし注意点があります。
パリに着いた後の移動です。
バス停の近くにホテルがある場合は問題ありませんが、大抵は地下鉄で最寄駅に行くのが一般的だと思います。
バス停は観光地ど真ん中なので貧乏旅行している方はちょっと離れた所にホテルがあると思います。
そんな場合、大きなスーツケースを持って移動するとなると、地下鉄の駅構内での移動が大変です。
まず地下鉄の改札は日本のようなゲートが開くタイプではなく、動物園のようなバーを押して一人ずつ入るタイプなので、人間が入るとスーツケースは持ち上げてゲートを越えなくてはなりません。
重い荷物を持っているとそれが大変でした。
ご家族や友人と行く際はタクシーで行くのもいいかもしれません。