【JAL A350-1000搭乗記】羽田〜ニューヨーク13時間エコノミーのリアルな感想|メリット・デメリット徹底レビュー

エアバス A350-1000に乗ってきましたので、その感想をメリット、デメリットでお伝えしたいと思います。

羽田からニューヨークへ。約13時間という長時間フライトを、JALの最新鋭機「A350-1000」のエコノミークラスで体験してきました。最新機材ということで期待値も高かったのですが、実際に乗ってみると、確かに快適なポイントが多い一方で、気になる点もいくつか見えてきました。

本記事では、4K液晶モニターや足元の広さなど、嬉しいメリットに加え、「意外と機内がうるさい」「通路が狭い」といったリアルなデメリットも正直にレビューします。これからJALのA350-1000に搭乗予定の方、羽田〜NY便を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット① 4K液晶画面がテンションあがる

まず、目の前の液晶画面が綺麗でテンション上がりました。しかも4Kという高精細液晶画面です。

映画や番組はもちろん、音楽、そして機外カメラやフライトマップなどが選択でき、エンタメはもちろん、飛行機がどこにいてどのような状態なのかが一目瞭然。乗客にここまで見せていいの?って感じになるほどです。

メリット② 座席の膝周りの空間が広い

羽田からニューヨークまで、エコノミークラスで13時間缶詰という恐怖は最初ありましたが、思ったよりも足回りに余裕があったのは嬉しかったです。

座席裏がえぐれているデザインとなっているため、膝は前の座席につかず、足を伸ばすこともできました。

エコノミー症候群にはなりませんでしたので、この、ある程度の余裕の空間には感謝ですね。

メリット③ 小物収納力

地味にいいのがポケットについている小物ポケットです。

ここにペットボトルやスマホなどが入るので、大きなポケットが一つの時と比べて、小物のロストが少なくなるでしょう。

デメリット① 機内はうるさい

A350-1000の記事を見ると、長所として「エンジンの低騒音化」という言葉が出ていますが、現実はうるさいです。

ヒーリングミュージックを聞こうとすると、音量を最大にしてもほとんど聞こえません。アメニティのヘッドフォンが密閉式ではないということもありますが、特徴として挙げるにはちょっと大袈裟でしょう。

AirPodsのノイズキャンセリング機能を使っても、エンジンの騒音は残ります。眠ろうとしても熟睡できませんでした。

あんなに大きなジェットエンジンが静かなわけがありません。他の機体よりは少し音が小さいくらいと思っていた方が良いです。

デメリット② 通路が細い

おそらく、空気抵抗を最小限にするために機体を細く作っているのか、通路が狭かったです。空気抵抗が少なければ燃費向上に繋がりますからね。

細い機体で、3-3-3の座席数を確保し、さらに座席を快適にするために座席幅を確保していることもありこうなったんだと思います。

大人であれば少し身体を斜めにしながら進むことになりますので、荷物が多い方が奥の方に進むのは大変です。

デメリット③ アメニティにスリッパがない

その昔、JALの国際線に乗った時はペラペラではありましたがアメニティとしてスリッパが入っていたような気がしましたが、今はないのですね。

13時間も靴を履いていると疲れますので、脱ぎたいところ。床のカーペットは特に汚れている感じはありませんが、スリッパがあると綺麗好きな方も安心して靴を脱げるのでスリッパは欲しいところでした。

現在はプレミアムエコノミークラス以上でスリッパが提供されているようです。

エコノミーでも安くはないのですから、ケチらないで欲しいものです。

使わない人も少なからずいると思うので、エコの観点から無くなったとも考えられますが。

スリッパはあらかじめご自身で用意しておくといいと思います。

まとめ

JALのA350-1000による羽田〜ニューヨーク線は、エコノミークラスでも最新機材ならではの工夫が随所に感じられるフライトでした。

高精細な4Kモニターや足元の広さ、小物収納の利便性など、長距離でも快適に過ごせる要素が揃っています。一方で、機内の騒音や狭めの通路、アメニティ面での物足りなさもあり、全てが完璧というわけではありませんでした。それでも、総じて「もう一度この便を使ってもいい」と思える内容だったのは間違いありません。

JAL A350-1000のエコノミークラス、選択肢のひとつとして十分検討の価値ありです。

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