海外旅行で欠かせないのが空港でのセキュリティチェック。
今回は、アメリカ・ニューヨークのJFK空港から日本へ帰国する際のセキュリティチェックが非常に厳しかった体験をレポートします。
「こんなに厳しいの?」と驚いたポイントを、羽田空港との違いも交えながら詳しくご紹介します。
JFK空港のセキュリティチェック、ここが厳しかった!

1. 靴を脱いでチェック!
まず驚いたのが、セキュリティゲートに入る前に靴を脱ぐ指示があったこと。
スニーカーでもブーツでも関係なく、全員靴を脱いでトレイに乗せてX線検査にかける必要がありました。
羽田空港では靴を履いたまま通過できたため、この違いに少し戸惑いました。
2. iPadやノートPCもカバンから取り出し必須
次に指示されたのは、iPadやノートパソコンをバッグから取り出すこと。
これらは専用のトレイに置き、別々にX線検査を受けます。
羽田空港では、タブレットやパソコンをカバンに入れたままでもOKだったので、アメリカの厳しさを改めて実感しました。
3. 金属探知機も「頭の上に手を置く」タイプ
さらに、身体検査用の金属探知機も大掛かりなものでした。
いわゆる、両手を頭の上に置いて、円筒形のスキャナーの中に立つタイプの機械に入ります。
羽田ではシンプルなゲート型金属探知機を歩いて通るだけだったため、**「え、こんな本格的に?」**と少し緊張するほど。
万が一、機械が何かを感知した場合は、係員によるボディチェックも行われます。
なぜアメリカのセキュリティはここまで厳しいのか?
アメリカでは、過去のテロ事件を受け、空港セキュリティの基準が世界でも特に厳しく設定されています。
TSA(アメリカ運輸保安局)が細かいルールを定めており、液体物の制限や電子機器の取り出し、靴の脱着などは厳格に運用されています。
一方、日本の空港では効率やスムーズな通過を重視しており、リスクが低いと判断される場合は簡略化されていることが多いのです。
まとめ:時間と心に余裕を持って臨もう
アメリカから出国する際、とくにJFK空港では、日本よりも格段に厳しいセキュリティチェックが待っています。
靴を脱ぐ、電子機器を取り出す、大型スキャナーを使うなど、ひとつひとつに時間がかかるため、出発時刻の3時間前には空港に到着しておくのが安心です。
厳しいけれど、安全な旅のために必要なプロセス。
しっかり心構えをして、余裕をもって手続きに臨みましょう!