アメリカに到着して最初に通過する関門、それが入国審査です。
特にニューヨーク・JFK空港では、セキュリティ管理が非常に厳格で、入国審査中の振る舞いには細心の注意が必要です。
今回は、実際にJFK空港で体験した「スマホ使用に関する注意・トラブル」について詳しくご紹介します。
入国審査の待機列では?スマホ使用に注意

入国審査の待機列に並んでいる間は、スマホを手にしている人も多く見られました。
列に並びながらスマホを見たり、メッセージを送ったりすること自体は、その時点では特に問題視されていませんでした。
しかし、順番が近づいて「あと数人で自分の番」というタイミングになると、様子が一変します。
スマホを持っていた人が係員から呼び止められ、
「スマホをしまってください」
と、きつめの口調で注意されている場面を目撃しました。
つまり、入国審査ブースが視界に入るエリアに近づいたら、スマホはカバンにしまうべきです。
ポイント:待機列では使えても、審査直前は使用NG。速やかにしまおう。
入国審査中の撮影・録画は絶対にダメ!
さらに衝撃だったのは、入国審査の様子をスマホで動画撮影していた旅行者が、厳しく怒られていた場面です。
審査ブースで仲間が審査を受けているところを動画を撮っていたところ、係官に即座に発見され、大声で「出ていけ!(Get out of here!)」と怒鳴られていました。
その撮影者はスマホをその場で確認されただけで、幸いなことに、別室に連行されることなく、その場の注意で終わりました。
アメリカの入国審査エリアでは、撮影・録画は禁止されています。
違反すると、場合によっては入国拒否やスマホ没収、最悪の場合、別室送りになる可能性もあります。
「せっかくだから動画に残したい」という気持ちは封印しましょう。
ポイント:審査エリアに入ったらスマホは出さない、操作しない、もちろん撮影しない。
そもそもなぜこんなに厳しい?
アメリカでは、空港の入国審査システム自体が国家機密レベルの扱いを受けています。
審査方法や質問内容、審査官の顔などが外部に漏れることを極端に嫌がるため、
「スマホを出す=撮影の疑い」と見なされるのです。
これは単なるマナーの問題ではなく、セキュリティ上の重大なルールなのです。
まとめ:順番が近づいたらスマホは必ずしまおう!
今回のJFK空港での体験から得た教訓は、
- 待機列ではスマホ使用OKでも油断しない
- 順番が近づいたらすぐにスマホをしまう
- 入国審査エリアでは撮影・録画は絶対禁止
- 審査官の前ではスマホを一切操作しない
ということです。
アメリカの入国審査は、日本とは比べものにならないほど厳格です。
不要なトラブルを避けるためにも、スマホはカバンにしまい、真面目な態度で臨むことを強くおすすめします!