ニューヨーク旅行で宿泊したシェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエアホテル。
部屋は快適だったものの、「シャワーからお湯が出ない!」と本気で焦る事件が起きました。
アメリカのホテル、特に古い設備では「どうやってシャワーを出すのか」が日本人には非常にわかりにくいものです。
今回は、私の体験をもとにシャワーの正しい使い方と、なぜわかりにくいのかを詳しく解説します。
【体験談】シェラトンNYでシャワーが出なくて大混乱
朝、さっとシャワーを浴びようと蛇口をひねった瞬間、トラブル発生。
水は出るのに、シャワーが出ない。
レバーは1本しかなく、どこをどういじってもシャワーへの切り替えができない。
右に回し、左に回し、しばらく格闘。
「これ、壊れてるんじゃないか?」と思ったほどです。
しかし、よく観察すると蛇口の根元、上部に小さなレバーがついているのを発見。
これをぐっと引き上げることで、ようやくシャワーが出ました。
ただし、お湯を出す前にレバーを引いても意味がないこともわかりました。
シャワーを出す正しい順序【シェラトン編】
アメリカの古いホテルでシャワーを使う時は、正しい順番がとても大切です。
✅ シャワーを出す正しい手順
- まず蛇口からお湯を出す
(レバーで温度を調整しながら水を流す) - 蛇口の根元についているレバーを上に引き上げる
- すると水が蛇口からシャワーへと切り替わる
ここで重要なのは、「水が流れている状態でないと切り替わらない」ということ。
お湯を出さずに先にレバーを引いても、レバーは元に戻ってしまい、機能しません。
これは、水が流れる勢いを使って、排水のルートを切り替える仕組みだからです。
まさに、水圧の力で水の流れを変えるアナログ方式。
構造を知っていれば簡単ですが、日本のホテルに慣れていると「そんな仕組みがあるのか」と驚きます。
なぜ日本人は迷う?アメリカホテルのシャワーのクセ

- 日本と仕組みが全く違う
- 設備が古い上に統一規格がない
- 蛇口の根元レバーは「バスタブの栓」だと思い込む位置にある
- 流れる水圧を利用する切り替え方式
私も完全に「バスタブの栓かな?」という認識で無視していた部分が、まさかのシャワー切り替えスイッチだったわけです。
アメリカではこれが一般的でも、日本人旅行者には「意味不明」に感じます。
【基本】アメリカの古いホテルのシャワー操作方法

日本人が迷いやすい「バスタブ付きユニットバスのシャワー切り替え方式」を解説します。
■ よくあるタイプ:蛇口の根元を引っ張る・押す
- バスタブの**蛇口の先端や根元に「引っ張るタイプのレバー」**がある
- これをぐっと引っ張る、または押し上げることでシャワーに切り替わる
- 温度調整は蛇口のレバーで行う(お湯が来るまで時間がかかる場合も)
■ 他にもある「回す・押す」バリエーション
- レバーを上に持ち上げる
- 蛇口の下にあるボタンを押す
- 壁についている別スイッチをひねる
✅ コツ
「水が出る→温度を調整→蛇口の切り替え部分を操作」
→この順番で必ずお湯が出ます。
私が泊まった部屋は、蛇口の根元を上に引っ張るタイプでした。最初は本当にわからず、YouTubeで検索したくらいです。
【困ったら】フロントに聞けばすぐ解決
もしわからない時は、遠慮なくフロントに聞きましょう。
“How can I turn on the hot water for the shower?”
(シャワーからお湯を出すにはどうすればいいですか?)
シェラトンのような大型ホテルなら、電話で説明してくれるか、スタッフが部屋まで来てくれます。
まとめ|アメリカのシャワーは順番が大事!焦らず冷静に
アメリカのホテル、特にシェラトンのような古い設備では、
✅ 「お湯を出してから」レバーを引く
✅ 蛇口の根元・上部にレバーがあることを確認
✅ 水圧を使ったルート切り替え方式に注意
これさえ覚えておけば、どんなホテルでも慌てずに対応できます。
最初は戸惑いますが、一度体験すれば「なるほど、そういう仕組みか」と理解できるはずです。